きょうみしんしん！
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有名でなくとも、たくさん教えてくださるとうれしいです。
Ａ：
アの仲間（アンモノイド、ア亜綱）は、個々の種より科や目といったレベルの分類群で語られることのほうが多いので、属レベルで有名なものはそんなに多くないと思います。回答者様が既に挙げられているもののほかに幾つかの属を挙げますが、これらは何れも、アの進化史を語るときに触れずに済ませることのできない重要な存在です。
【先行する祖先系統のオウムガイ亜綱に属する可能性も大きい、最古級のもの】
◆genus Bactrites （バクトリテス属） ： アンモノイド（広義のアンモナイト類）の進化系統に繋がる祖先系統（オウムガイ亜綱の一系統）とも、最古のアンモノイド類とも考えられている、バクトリテス目の、模式属。直錐形の殻を持ち、等角螺旋構造の殻はまだ全く発達していない。バクトリテス目は、オウムガイ亜綱- オルトケラス目（jp: オルソセラス目）の Sphaerorthoceras （la: スフェオルトケラス、jp: スファエルオルソセラス）からの分化と見られる。
【どの学説でもアンモノイドと認められているものの中で、最古級のもの】
◆genus Goniatites （ゴニアティテス属） ： デボン紀中期からP-T境界まで棲息していた初期のアンモノイドであるゴニアタイト目の、模式属。
cf. Goniatite
cf. Goniatites
【典型的ア】
◆genus Acanthoceras （la: アカントケラス属、jp: アカンソセラス属） ： ア中のアとも言うべき、最も典型的なア類の一つ。
cf. Acanthoceras (ammonite)
【異常巻アの代表例】
◆genus Nipponites （ニッポニテス属） ： 典型的な異常巻アの分類群である familia Nostoceratidae （la: ノストケラス科、jp: ノストセラス科）に属する代表的1属。異常巻きと言われるが、実のところ、直線形とU字形の規則的連鎖構造を特徴とする。
アンモナイトの仲間（アンモノイド、ア亜綱）は、個々の種より科や目といったレベルの分類群で語られることのほうが多いので、属レベルで有名なものはそんなに多くないと思います。回答者様が既に挙げられているもののほかに幾つかの属を挙げますが、これらは何れも、アの進化史を語るときに触れずに済ませることのできない重要な存在です。
【先行する祖先系統のオウムガイ亜綱に属する可能性も大きい、最古級のもの】
◆genus Bactrites （バクトリテス属） ： アンモノイド（広義のア類）の進化系統に繋がる祖先系統（オウムガイ亜綱の一系統）とも、最古のアンモノイド類とも考えられている、バクトリテス目の、模式属。直錐形の殻を持ち、等角螺旋構造の殻はまだ全く発達していない。バクトリテス目は、オウムガイ亜綱- オルトケラス目（jp: オルソセラス目）の Sphaerorthoceras （la: スフェオルトケラス、jp: スファエルオルソセラス）からの分化と見られる。
【どの学説でもアンモノイドと認められているものの中で、最古級のもの】
◆genus Goniatites （ゴニアティテス属） ： デボン紀中期からP-T境界まで棲息していた初期のアンモノイドであるゴニアタイト目の、模式属。
cf. Goniatite
cf. Goniatites
【典型的ア】
◆genus Acanthoceras （la: アカントケラス属、jp: アカンソセラス属） ： ア中のアとも言うべき、最も典型的なア類の一つ。
cf. Acanthoceras (ammonite)
【異常巻アの代表例】
◆genus Nipponites （ニッポニテス属） ： 典型的な異常巻アの分類群である familia Nostoceratidae （la: ノストケラス科、jp: ノストセラス科）に属する代表的1属。異常巻きと言われるが、実のところ、直線形とU字形の規則的連鎖構造を特徴とする。
cf. Nostoceratidae
cf. ニッポニテス
略号の意味
la= ラテン語発音の仮名転写
jp= 日本の学会の慣習読み（大抵は日本語読みと英語読みのちゃんぽん）
略号の意味
la= ラテン語発音の仮名転写
jp= 日本の学会の慣習読み（大抵は日本語読みと英語読みのちゃんぽん）
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これでアンモナイトについての不明点
なんとなく少々釈明できたでござろうか。
つづく